リテールマーケティング(販売士)検定試験は、
令和3年度からネット試験方式となります(7月開始予定)
新型コロナウイルス感染症の拡大により、2020年7月施行の第86回検定を中止したことを受け、日本商工会議所では感染症や自然災害が発生しても、継続的に試験を実施できるよう、令和3年度から1級~3級の全級をネット試験方式で行うことといたしました。
これに伴い、現行のペーパー試験方式は、今回の第87回試験で終了いたしました。
【ネット試験方式のメリット】
学習の進捗に合わせて資格取得が可能
お近くの試験会場(テストセンター)でご受験でき、試験終了後すぐに試験結果が分かるので、学習の進み具合やご都合に合わせて、資格の取得が可能です。
※科目合格(1級)、科目免除(2級・3級)を活用してご受験された方については、試験終了後に、日本商工会議所が各証明書類を確認のうえ、合否を判定します。
随時に受験が可能
試験日時は試験会場(テストセンター)が定める日時と、受験者のご都合を調整してお決めいただけます。これまでの年2回の統一試験日での実施とは異なり、随時にご受験が可能となります。
これにより、流通・小売業、サービス業など勤務形態が多様な職種にお勤めの方でも、平日のご受験が可能となります。
【令和3年度からの主な変更点】
試験方法
ネット試験方式となり、試験会場(テストセンター)のパソコンを使用し、インターネットを介して試験を実施します。
試験日時
各試験会場(テストセンター)が定める日時と受験者のご都合を調整してお決めいただけます(随時施行)。
試験会場
株式会社CBT-Solutionsのテストセンターで実施します。
試験時間
1級は90分、2級は70分、3級は60分となります。
合格基準(1級のみ変更)
1級の合格基準については、これまで2級・3級と同様に「平均70点以上で、1科目ごとの得点が50点以上」としておりましたが、「各科目70点以上」となります。
認定証
試験合格と販売士資格取得を認定する販売士認定証(カード)を、後日、日本商工会議所からご自宅宛てに郵送いたします。
※合格証書は、販売士認定証(カード)に一本化します。
【科目合格・科目免除について】
1級の科目合格、2級・3級の科目免除については、ネット試験方式に移行後も引き続き継続します。
なお、ネット試験化に伴い、科目合格・科目免除の有効期間が以下のとおり変更となります。
〇1級科目合格
1級試験については、不合格となっても70点以上取得した科目は「科目合格」となり、その有効期限は、初めて1科目以上、科目合格をした受験日の翌年度末までとなります。
例)2021年9月に受験し、「マーケティング」科目を科目合格(70点以上)した場合、2023年3月末までに残り4科目を科目合格すれば、全体で合格となります。
なお、上記の期間内に何度ご受験いただいても、「マーケティング」科目の科目合格が適用されます。
※第87回試験(2021年2月施行)で「科目合格」した方の、科目合格の有効期限は、2023年3月末までとなります。
※第85回試験(2020年2月施行)で「科目合格」した方の、科目合格の有効期限は、2022年3月末までとなります。
〇2級・3級科目免除
2級・3級試験については、日本商工会議所の指定教育機関による「養成通信教育講座(スクーリングの修了を含む)」または、日本商工会議所が開催する「販売士養成講習会」を修了した方は、受講修了日の翌年度末まで、一部の科目が免除されます。
「養成通信教育講座」および「販売士養成講習会」の申込方法等詳細につきましては、決定次第当ホームページでご案内いたします。